シンタキシンはもともとドッキングタンパク質と考えられていたが、最近では細胞膜の細胞質表面に自身を固定するアンカータンパク質として分類されている。シンタキシンは、VAMP(小胞関連膜タンパク質)、NSF(N-エチルマレイミド感受性因子)、SNAP25(25kDaのシナプトソーム関連タンパク質)、SNAPs(可溶性NSF付着タンパク質)、シナプトタグミンなど、エキソサイトーシスに関与する様々なタンパク質と結合することが示されている。VAMP-1やVAMP-2を含むVAMPs(シナプトブレビンとも呼ばれる)と、エキソサイトーシスの阻害因子として機能する可能性のあるタンパク質であるシナプトタグミンは、小胞タンパク質である。α-SNAPとγ-SNAPを含むSNAPは、VAMP、SNAP25、シンタキシンからなる膜受容体複合体に結合する細胞質タンパク質である。SNAPは膜融合反応に不可欠なNSFの膜結合を仲介する。シナプトフィジンと呼ばれるもう一つのタンパク質は、SNAP25やシンタキシンとVAMPの結合を競合することで、エキソサイトーシスを制御している可能性がある。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
SNAP 29 抗体 (D-8) | sc-390801 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
SNAP 29 (D-8): m-IgGκ BP-HRP Bundle | sc-535646 | 200 µg Ab; 40 µg BP | $354.00 | |||
SNAP 29 (D-8): m-IgG2b BP-HRP Bundle | sc-549464 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 |