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RUNDC3A(RUN domain containing 3A)は、RPIP-8(Rap2-interacting protein 8)またはRAP2IPとしても知られる446アミノ酸のタンパク質で、神経細胞においてRAP2Aのエフェクタータンパク質として働くと考えられている。RUNDC3ファミリーの一員であるRUNDC3Aは1つのRUNドメインを持ち、4つのアイソフォームを産生するために代替スプライシングを受ける。RUNDC3Aは精巣、脳、腎臓、肝臓で発現し、ヒト染色体17q21.31にマップされる遺伝子によってコードされている。17番染色体はヒトゲノムの2.5%以上を占め、1,200以上の遺伝子をコードしている。17番染色体には2つの重要な癌抑制遺伝子、すなわちp53とBRCA1が関連している。癌抑制因子p53は、DNA修復と細胞死を通じて細胞の運命を調節することにより、細胞の遺伝的完全性を維持するのに必要である。p53の発現不全や欠損は、悪性細胞の増殖やLi-Fraumeni症候群と関連している。p53と同様に、BRCA1もDNA修復に直接関与しているが、特に早期発症乳癌や卵巣、結腸、前立腺、卵管癌の素因の遺伝的決定因子として認識されている。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
RUNDC3A 抗体 (F-2) | sc-390963 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
RUNDC3A (F-2) 中和ペプチド | sc-390963 P | 100 µg/0.5 ml | $68.00 |