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アポパイン、SCA-1、Yama、CPP32としても知られるカスパーゼ-3は、カスパーゼのICEサブファミリーに属するアスパラギン酸特異的システインプロテアーゼである。カスパーゼ-3は不活性な前駆体として細胞内に発現しており、アポトーシスの際にそこから成熟カスパーゼ-3のp17とp11サブユニットがタンパク質分解的に生成される。カスパーゼ-3前駆体はまずAsp175-Ser176で切断され、p11サブユニットとp20ペプチドを生成する。その後、p20ペプチドはAsp28-Ser29で切断され、成熟p17サブユニットが生成される。活性型カスパーゼ-3酵素は2つのp17サブユニットと2つのp11サブユニットからなるヘテロ二量体である。アポトーシスが始まると、カスパーゼ-3はAsp216-Gly217結合でPARPをタンパク質分解的に切断する。アポトーシスカスケードの実行中、活性化されたカスパーゼ-3は、通常のステロール依存性の活性化とは異なるタンパク質分解反応でSREBPを小胞体膜から放出する。カスパーゼ-3は塩基性ヘリックス-ループ-ヘリックスロイシンジッパードメインと膜付着ドメインの間でSREBPを切断し活性化する。カスパーゼ-3はまた、カスパーゼ-6、-7および-9を切断し活性化する。 ヒトのカスパーゼ-3遺伝子は細胞質タンパク質をコードし、肺、脾臓、心臓、肝臓、腎臓および免疫系の細胞で高発現している。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
caspase-3 抗体 (46) | sc-136219 | 50 µg/0.5 ml | $316.00 |