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Nup475やTIS11としても知られるトリステトラプロリン(TTP)は、即時型初期応答遺伝子Zfp-36によってコードされる亜鉛結合タンパク質である。血小板由来成長因子や線維芽細胞成長因子などのマイトジェンによって休止期の線維芽細胞が刺激されると、TTPはセリンリン酸化され、核から細胞質へと速やかに再分配される。In vitroの研究では、TTPがp42 MAPキナーゼによってリン酸化されることが示され、TTPの活性がin vivoではMAPキナーゼ経路によって制御されている可能性が示された。TTPを欠損したノックアウトマウスは自己免疫、炎症性関節炎、皮膚炎を発症する。これらの病態は、炎症メディエーターである腫瘍壊死因子α(TNF-α)の活性を阻害することで回復することから、TTPはTNF-aの発現を負に制御する機能を持つ可能性が示唆される。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
TTP 抗体 (H-8) | sc-376162 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
TTP (H-8): m-IgGλ BP-HRP Bundle | sc-522857 | 200 µg Ab, 40 µg BP | $354.00 | |||
TTP (H-8) 中和ペプチド | sc-376162 P | 100 µg/0.5 ml | $68.00 |