低密度リポタンパク質(LDL)受容体は、コレステロールを運ぶリポタンパク質のエンドサイトーシスによる取り込みを仲介し、それによって細胞および血漿中のコレステロール濃度を制御している。LDLレセプター遺伝子の転写は、ステロール調節エレメント1(SRE-1)と呼ばれる5'側領域の10塩基対の配列によって制御されている。細胞内のステロール貯蔵量が減少すると、このエレメントが活性化され、遺伝子が転写され、LDLの細胞内取り込みが増加する。一連のSRE結合タンパク質(SREBP)が同定されており、その中にはSREBP-1とSREBP-2と呼ばれる2つの塩基性ヘリックス-ループ-ヘリックスロイチンジッパー(bHLH-Zip)転写因子が含まれている。SREBP-1(脂肪細胞決定および分化因子のADD1とも呼ばれる)は、核膜と小胞体に付着した前駆体として合成される。ステロールが欠乏した細胞では、膜に結合した前駆体が切断され、可溶性のNH2末端断片が生成され、核に移行して転写を活性化する。ステロールはSREBP-1の切断を阻害する。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
SREBP-1 抗体 (3F335) | sc-73058 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
SREBP-1 (3F335): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-539446 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
SREBP-1 (3F335): m-IgG1 BP-HRP Bundle | sc-541493 | 200 µg Ab; 20 µg BP | $354.00 |