SPT4(Suppressor of Ty4およびp14とも呼ばれる)とSPT5(DSIF p160とも呼ばれる)は、酵母からヒトまで高度に保存されたタンパク質である。核内のSPT4とSPT5は、DRB(5,6-dichloro-1-beta-D-ribofuranosylbenzimidazole)が仲介する転写阻害と、HIV-1タンパク質Tatによる転写伸長の活性化の両方に関与している。SPT4はSPT5と結合してDSIF(DRB感受性誘導因子)複合体を形成し、RNAポリメラーゼIIと結合して伸長を直接制御する。しかし、有糸分裂期のHeLa細胞中のSPT5タンパク質は、間期細胞から単離されたSPT5よりもSDS-PAGE上でゆっくりと移動する。SPT5のC末端CTR1ドメインはP-TEFbリン酸化の基質であり、これはSPT5が転写伸長制御因子として機能するために重要である。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
SPT4 抗体 (3079C1a) | sc-81384 | 100 µg/ml | $333.00 |