Fyb(Fyn結合タンパク質)とアンカータンパク質SKAP55およびSKAP55-R(SKAP55関連タンパク質)はチロシンキナーゼp59fynと会合する。SKAP55とSKAP55-RはSH3ドメインを介してFybに結合し、静止T細胞においてp59Fynの基質として機能する。SKAP55はN末端にプレクストリン相同ドメイン、C末端に隣接するアルギニンとリジン残基の後にタンデムチロシン(すなわちRKxxYxxY)が続くSH3ドメイン結合モチーフを持つ。SKAP55-RはSKAP55と全体的な構造は似ているが、コイルドコイルのN末端ドメインを持つ。SKAP55はFyn複合体のもう一つの構成要素であるSLAP-130と会合し、T細胞活性化に至るリンパ球抗原レセプターによって開始されるシグナル伝達事象の制御に役割を果たしている。ヒトSKAP55遺伝子は染色体17q21.32に位置し、359アミノ酸のタンパク質をコードしている。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
SKAP55 抗体 (35) | sc-136068 | 50 µg/0.5 ml | $316.00 |