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PINX1(PIN2/TRF1-interacting protein X1)は、LPTLまたはLPTS(liver-related putative tumor suppressor)としても知られ、核小体やテロメア斑に局在するユビキタス発現タンパク質である。PINX1はC末端に1つのGパッチドメインと1つのテロメア阻害ドメイン(TID)を持つ。PINX1はテロメアタンパク質TRF1およびテロメラーゼ逆転写酵素TERTと相互作用する。PINX1のTIDドメインはTERTと特異的に相互作用し、その活性を阻害するように機能し、テロメラーゼ活性の制御に関与している。PINX1の過剰発現はテロメアの短縮をもたらし、テロメラーゼ活性に対するPINX1の阻害的役割をさらに裏付けている。PINX1の枯渇はテロメラーゼ活性を有意に増加させ、がん細胞の腫瘍化を引き起こす可能性がある。このことは、PINX1が腫瘍抑制因子として働き、細胞増殖を抑制することを示唆している。さらに、PINX1は核小体RNAの成熟にも関与している。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
PINX1 抗体 (E-9) | sc-374115 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
PINX1 (E-9): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-537916 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
PINX1 (E-9): m-IgGκ BP-HRP Bundle | sc-535388 | 200 µg Ab; 40 µg BP | $354.00 | |||
PINX1 (E-9): m-IgG1 BP-HRP Bundle | sc-545443 | 200 µg Ab; 20 µg BP | $354.00 |