2'、5'-オリゴアデニル酸合成酵素(OASs)はインターフェロンに誘導されるタンパク質で、ウイルス感染に対する抵抗性、細胞増殖の制御、分化、アポトーシスを媒介する役割を担っていると考えられている。ホモ四量体として機能するOAS1は、アデノシンの2'-, 5'-オリゴマー(2-5As)の合成を触媒する能力を持つことが特徴である。OAS1は二本鎖RNAと結合し、ATPをPPP(A2'P5'A)Nオリゴマーに重合させ、潜在的なRNase Lを活性化し、活性化されると一本鎖RNAを切断する。このRNase L活性は、細胞のタンパク質合成を阻害し、ウイルスの複製を阻害する。OAS1は400アミノ酸を含むタンパク質で、RNAi研究におけるインターフェロン応答の評価にも重要であり、糖尿病感受性にも関与している。Oas1aは、ヒトOAS1のホモログとして知られているげっ歯類の一つであり、細胞の成長、分化、アポトーシス、およびウイルス感染に対する宿主抵抗性を媒介すると考えられている。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Oas1a 抗体 (C-8) | sc-365357 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
Oas1a (C-8): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-540330 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
Oas1a (C-8): m-IgG1 BP-HRP Bundle | sc-542046 | 200 µg Ab; 20 µg BP | $354.00 | |||
Oas1a 抗体 (C-8) X | sc-365357 X | 200 µg/0.1 ml | $316.00 |