哺乳動物細胞では、転写は、転写活性化因子とRNAポリメラーゼII(Pol II)間のシグナルを仲介する高分子量の共活性化複合体によって部分的に制御されている。メディエーター複合体はそのような多タンパク質構造の一つで、制御タンパク質とPol IIの橋渡しとして機能し、それによってPol II依存性の転写を制御している。メディエーター複合体サブユニット8(Mediator Complex subunit 8)は、arc32(activator-recruited cofactor 32 kDa component)としても知られる268アミノ酸のタンパク質で、核に局在し、メディエーター複合体の構成要素として存在する。タンパク質の修飾とユビキチン化の経路に関与し、Med8は転写制御に関与するほか、プロテアソーム分解の標的となるタンパク質にE3ユビキチン・プロテイン・リガーゼ複合体をリクルートする可能性がある。Med8は代替スプライシングにより複数のアイソフォームが存在する。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Med8 抗体 (A-3) | sc-365713 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
Med8 (A-3): m-IgGκ BP-HRP Bundle | sc-535243 | 200 µg Ab; 40 µg BP | $354.00 |