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ITM1(インテグラルメンブレンタンパク質1)は、TMC(膜貫通タンパク質TMC)またはSTT3A(STT3、オリゴ糖転移酵素複合体のサブユニット、ホモログA)としても知られ、STT3ファミリータンパク質のメンバーである。肝臓、膵臓、筋肉、胎盤、皮膚線維芽細胞で主に発現し、小胞体膜に局在するマルチパス膜タンパク質である。ITM1は、酵母OST(オリゴ糖転移酵素)複合体の必須成分であるS. cerevisiaeタンパク質Stt3の2つの多細胞ホモログのうちの1つである。両ホモログ(ITM1とSIMP)はグリコシル化されており、小胞体内腔に入る新生タンパク質中のアスパラギン残基に高マンノースオリゴ糖を転移する触媒を担う哺乳類OST複合体の触媒成分として機能している。脂質結合オリゴ糖を供与体として、OST複合体はAsn-X-Ser/Thrコンセンサスモチーフ(Xはプロリンを除く任意のアミノ酸)のアスパラギン残基にオリゴ糖を特異的に転移する。ITM1はSIMPに比べて活性は低いが、基質選択性も高い。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
ITM1 抗体 (JA-07) | sc-100796 | 100 µg/ml | $333.00 |