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真核生物のヒストンは塩基性で水溶性の核タンパク質であり、146塩基対のDNAを左巻き超らせん状に順次巻きつけて染色体繊維を形成し、ヘテロ八量体ヌクレオソーム粒子を形成する。4つのコアヒストン(H2A、H2B、H3、H4)のそれぞれ2分子が8量体を形成する。2つのH2A-H2B二量体と2つのH3-H4二量体からなり、三次構造によってほぼ対称な2つの半分を形成する。ヌクレオソームの80%以上は、イントロンレス遺伝子に由来するリンカーヒストンH1を含んでおり、ヌクレオソーム間のリンカーDNAと相互作用し、高次クロマチンへのコンパクションを仲介する。ヒストンは主にそのN末端尾部において、また球状ドメインにおいても酵素による翻訳後修飾を受ける。このような修飾には、メチル化、シトルリン化、アセチル化、リン酸化、スモイル化、ユビキチン化、ADPリボシル化などがある。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Histone H1 抗体 (G-1) | sc-393530 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
Histone H1 (G-1) 中和ペプチド | sc-393530 P | 100 µg/0.5 ml | $68.00 |