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ガングリオシドは膜結合性のシアル酸含有スフィンゴ糖脂質であり、テトラスパニン相互作用の性質を決定する上で重要な役割を果たしている。ガングリオシドGD3はCMP-シアル酸からGM3へのシアル酸の転移によって産生される。この反応はII型膜タンパク質GD3シンターゼによって触媒される。ガングリオシドGD3は細胞接着と培養悪性細胞の増殖に重要であることが知られている。ガングリオシドGD3はほとんどの正常組織に存在し、病的状態や発生・老化の過程で発現が増加する。悪性黒色腫細胞では、ガングリオシドGD3はp130 Casとパキシリンのチロシンリン酸化のアップレギュレーションに関与している。また、ガングリオシドGD3はアポトーシスを媒介し、制御分子として機能し、ミトコンドリアの損傷に寄与する。細胞内に存在するガングリオシドGD3のレベルは、細胞の運命を決定する上で重要な役割を果たしている。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Ganglioside GD3 抗体 (4F6) | sc-56112 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
Ganglioside GD3 (4F6): m-IgG3 BP-HRP Bundle | sc-550376 | 200 µg Ab; 40 µg BP | $354.00 |