cAMP応答性エレメント結合タンパク質3-L4(CREB3L4)は、AIbZIPとしても知られ、DNAに結合する転写活性化因子であり、アンフォールドタンパク質応答に関与していると考えられている。CREB3L4は主に前立腺の管腔上皮細胞や乳房、骨格組織で発現し、DNAのUPRエレメント(UPRE)に二量体として結合し、転写を活性化する。CREB3L4の誘導はアンドロゲンで制御される。アンドロゲンは男性に多く含まれる化合物で、多量に存在するとCREB3L4の過剰発現を引き起こす。小胞体(ER)内の高レベルのストレスが引き金となり、CREB3L4のN末端ドメインがER膜から核へと遊離・移動し、タンパク質がDNAにアクセスして転写を活性化する。CREB3L4の増加は前立腺癌で認められ、腫瘍形成における役割の可能性を示唆している。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
CREB3L4 抗体 (C-11) | sc-390842 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
CREB3L4 (C-11): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-540865 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
CREB3L4 (C-11): m-IgG1 BP-HRP Bundle | sc-542427 | 200 µg Ab; 20 µg BP | $354.00 | |||
CREB3L4 抗体 (C-11) X | sc-390842 X | 200 µg/0.1 ml | $316.00 |