真核生物の遺伝子転写は、モジュール化されたシス作用性プロモーターおよびエンハンサーエレメントに結合する配列特異的転写因子によって制御されている。ATF/CREB転写因子ファミリーは、回文状のcAMP応答エレメント(CRE)オクタヌクレオチドTGACGTCAに結合する。ATF/CREBファミリーには、CREB-1、CREB-2(ATF-4とも呼ばれる)、ATF-1、ATF-2、ATF-3が含まれる。このタンパク質ファミリーはN-末端ドメインが非常に異なっているが、二量体化とDNA結合のためにC-末端のロイシンジッパーを共有している。CREBはリン酸化されていない状態でDNAに結合できるが、転写を活性化することはできない。プロテインキナーゼAによってCREBが133番セリンでリン酸化されると、CREB結合タンパク質(CBP)との相互作用が促進され、基底転写複合体が活性化される。CREBは、核内コアクチベーターPGC-1との相互作用を通して新生子形成に機能している。CREBはII型糖尿病や拡張型心筋症の病因に関与している可能性がある。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
CREB1 抗体 (D-4) | sc-374227 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
CREB1 (D-4): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-537939 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
CREB1 (D-4): m-IgGκ BP-HRP Bundle | sc-535424 | 200 µg Ab; 40 µg BP | $354.00 | |||
CREB1 (D-4): m-IgG2a BP-HRP Bundle | sc-548153 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
CREB1 抗体 (D-4) X | sc-374227 X | 200 µg/0.1 ml | $316.00 |