アンキリンファミリータンパク質のメンバーは、細胞骨格への内在性膜タンパク質の付着を媒介する。ANK1、ANK2およびANK3遺伝子は、それぞれこのファミリーのタンパク質であるアンキリン-1(アンキリンRとも呼ばれる)、アンキリンBおよびアンキリンGをコードする。これらのタンパク質はそれぞれ、複数のアンキリンリピートを持つN末端ドメイン、高度に保存された中央のスペクトリン結合ドメイン、そして最も多様性の影響を受けやすいC末端の調節ドメインからなる類似した構造をしている。アンキリンBとアンキリンGはどちらも正常な神経細胞機能に必須である。アンキリンB(脳アンキリン)は、脳全体の神経細胞およびグリア細胞の細胞膜に主に発現している。2つの転写産物が報告されており、代替スプライシングによりさらにアイソフォームが生じる。アンキリンBタンパク質は、スペクトリン-アクチンネットワークに結合し、軸索の束を安定化させる。アンキリンBは、心筋細胞の横管/小胞体部位におけるNa/Ca交換体、Na/K ATPase、イノシトール三リン酸(InsP(3))受容体の協調的会合に必要である。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Ankyrin B 抗体 (G-11) | sc-365757 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
Ankyrin B (G-11): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-537832 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
Ankyrin B (G-11): m-IgGκ BP-HRP Bundle | sc-535253 | 200 µg Ab; 40 µg BP | $354.00 | |||
Ankyrin B (G-11): m-IgG1 BP-HRP Bundle | sc-545387 | 200 µg Ab; 20 µg BP | $354.00 |