転写コアクチベーターSYT(滑膜転座タンパク質)は、保存されたアミノ末端SNHドメインとカルボキシ末端QPGYドメインを含み、転写活性化配列として機能している。SSX1-5を含む滑膜肉腫転座(SSX)タンパク質は、カルボキシ末端にリプレッサードメインを持つ転写抑制因子である。SSXタンパク質は核に局在し、精巣やいくつかのタイプの癌で発現することから、C/T(癌/精巣)抗原として分類されている。t(x;18)転座により、SYTのアミノ末端とSSX1またはSSX2のカルボキシ末端が融合する。SYT-SSXキメラはほとんどの滑膜肉腫で検出される。滑膜肉腫は軟部肉腫の最大10%を占め、組織学的には二相性または単相性に分類される。遺伝学的解析から、二相性滑膜肉腫はSYT-SSX1融合体を含み、一方、SYT-SSX2融合体は単相性滑膜肉腫に見られることが示され、これらのサブタイプのさらなる識別が可能となった。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
SSX 抗体 (C-9) | sc-137073 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
SSX (C-9): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-537397 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
SSX (C-9): m-IgGκ BP-HRP Bundle | sc-534651 | 200 µg Ab; 40 µg BP | $354.00 | |||
SSX (C-9): m-IgG2b BP-HRP Bundle | sc-549866 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
SSX 抗体 (C-9) X | sc-137073 X | 200 µg/0.1 ml | $316.00 |