SIRP(シグナル制御タンパク質)は、インスリンに応答するSrc相同性2ドメイン含有タンパク質チロシンホスファターゼSHP-2との会合によって同定された膜貫通型糖タンパク質ファミリーである。SIRPファミリーはPI 3-キナーゼ経路を負に制御し、ある種の細胞の形質転換に寄与するEGFRを介した運動性と生存の表現型を減少させる可能性がある。SIRP-α1は膜貫通タンパク質で、3つの免疫グロブリン様構造を持つ細胞外領域と4つの潜在的なチロシンリン酸化部位を持つ細胞質領域を持つ。SIRP-α(SIRP-α1、SIRP-α2またはSIRP-α3としても知られる)は活性化された受容体チロシンキナーゼの基質である。チロシンリン酸化型では、SIRP-αはSH2相互作用を介してSH-PTP2に結合し、SH-PTP2の基質として働く。SIRP-αは成長因子、癌遺伝子、インスリンによって誘導される細胞応答に負の制御作用を持つことが示されている。SIRP-β1は細胞外部分においてSIRP-αと広範な配列相同性を持つが、細胞質部分を欠く。SIRP-γは元々SIRP-β2(SIRP-B2、CD172g)と命名され、αとβの両方のバージョンとは異なる特徴を持っている。SIRP-γはT細胞の大部分とB細胞の一部に発現している。CD47はSIRP-γと会合し、この相互作用は一方向にのみシグナルを伝達する。
Alexa Fluor® はMolecular Probes Inc., OR., USAの商標です。
LI-COR® and Odyssey® はLI-COR Biosciencesの登録商標です。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
SIRP-α/β1 抗体 (A-1) | sc-376220 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
SIRP-α/β1 (A-1): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-540529 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
SIRP-α/β1 (A-1): m-IgG1 BP-HRP Bundle | sc-542185 | 200 µg Ab; 20 µg BP | $354.00 | |||
SIRP-α/β1 (A-1) 中和ペプチド | sc-376220 P | 100 µg/0.5 ml | $68.00 |