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SART-1(T細胞によって認識される扁平上皮癌抗原)は、Ara1、HOMS1またはSnu66としても知られ、mRNAスプライシングと細胞増殖に関与するユビキタス発現タンパク質である。SART-1をコードする遺伝子は転写後修飾され、2つのタンパク質を産生する。SART-1(800)は本来の転写産物であり、増殖細胞の核に局在し、SART-1(259)は上皮性癌の細胞質に発現する。両タンパク質とも細胞増殖の制御に関与しているが、SART-1(259)はプレmRNAのスプライシングに関与するスプライソソームCのアセンブリー経路の必須成分でもある。SART-1(259)は、がん患者において制限細胞傷害性Tリンパ球を誘導する腫瘍拒絶抗原を持っており、免疫療法における役割の可能性を示唆している。さらに、SART-1遺伝子内の多型変異は、湿疹、喘息、アレルギー性結膜炎を特徴とするアレルギー性過敏症であるアトピーの原因である可能性がある。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
SART-1 抗体 (E-2) | sc-376307 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
SART-1 (E-2): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-540543 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
SART-1 (E-2): m-IgG1 BP-HRP Bundle | sc-542194 | 200 µg Ab; 20 µg BP | $354.00 |