グアニンヌクレオチド結合タンパク質のRas関連スーパーファミリーには、R-Ras、Rap、Ral/Rec、Rho/Rabサブファミリーが含まれる。エンドサイトーシスあるいは生合成タンパク質の輸送において、Rabタンパク質が重要な役割を果たしていることを示唆するデータが増えている。新しく合成されたタンパク質が小胞体からゴルジ体の様々なスタックや分泌小胞に輸送される過程には、キャリア小胞の移動が関与しており、Rabタンパク質の機能が必要である。Rabタンパク質はまた、エンドサイトーシス経路の不可欠な一部でもある。RAB7Lとしても知られるRab 7L1は、203アミノ酸で、細胞膜に局在するRabタンパク質ファミリーのユビキタス発現メンバーである。Rab 7L1は4つのGTP結合ドメインを持ち、Rab 7と35%、ラットのタンパク質Rab 29と94%の同一性を持つ。さらに、Rab 7L1はしばしばT細胞のマーカーとして用いられる。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Rab 7L1 抗体 (31-E) | sc-81924 | 100 µg/ml | $333.00 |