クイックリンク
関連項目
ペルオキシソーム増殖因子活性化受容体相互作用タンパク質(PRIP)は、核内受容体共活性化因子6とも呼ばれ、ホスホリパーゼCと関連しているが、単独では触媒的に不活性である。PRIPは核内受容体に直接結合し、その転写活性をホルモン依存的に刺激することにより、核内受容体共活性化因子として働く。PRIPは、卵巣、脳、精巣、前立腺で最も多く発現するユビキタス発現タンパク質である。メチルトランスフェラーゼ活性を持つPRIP-interacting protein (PIMT)と相互作用する。これらは核内受容体の転写活性に関与するcAMP応答エレメント結合タンパク質結合タンパク質(CBP)とPPARγ結合タンパク質アンカー型(PBP)共活性化因子複合体間の連絡役となっている。PRIPはまた、リン酸化酵素PP1を阻害することによってGABAA受容体のリン酸化の作用を制御し、それによってこれらの受容体によって制御されるシナプス抑制の作用を媒介するという重要な役割を担っている。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
PRIP 抗体 (39-Q) | sc-101129 | 100 µg/ml | $333.00 |