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PIPPINは、CSDC2(cold shock domain containing C2, RNA binding)としても知られるY-boxタンパク質(コールドショック(CSD)ドメイン含有タンパク質とも呼ばれる)で、高度に保存されたRNA結合転写調節因子ファミリーに属する。脳細胞で主に発現し、核と細胞質に局在するPIPPINは、PIP1とPIP2という2つのRNA結合モチーフと1つのCSDドメインを持つ。PIPPINは核酸結合調節因子として機能し、脳の成熟に関与していると考えられている。より具体的には、PIPPINはヒストンH1とヒストンH3.3をコードするmRNAの3'-UTR末端に結合する。この相互作用には、すべてのPIPPINドメインが1つの機能的タンパク質として協調して働くことが必要である。さらに、PIPPINは甲状腺ホルモン(T3)依存的にスモイル化される。このことは、細胞外刺激に応答したPIPPINの修飾が、タンパク質合成の制御を調節している可能性を示唆している。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
PIPPIN 抗体 (473.1) | sc-101108 | 100 µg/ml | $333.00 |