Pax遺伝子は、ショウジョウバエの遺伝子と強い相同性を持つ一対のドメインを持ち、初期発生のプログラミングに関与している。Pax-3遺伝子の産物は、神経発生初期に発現するDNA結合タンパク質である。Pax-3はペアドメインとペア型ホメオドメインの両方を含むタンパク質である。神経発生初期には、Pax-3の発現は発達中の脊髄の脳室帯の有糸分裂細胞と、後脳、中脳、間脳の明瞭な領域に限られる。10-12日胚では、Pax-3の発現は、発達中の脊髄神経節、頭蓋顔面中胚葉、四肢の間充織の神経堤細胞にも見られる。転写因子をコードするMITFとPax-3遺伝子の変異は、それぞれワールデンブルグ症候群II(WS2)とWS1/WS3の原因である。Pax-7は培養サテライト細胞由来の筋芽細胞に特異的に発現する遺伝子である。In situハイブリダイゼーションにより、Pax-7は成人の筋肉に存在する衛星細胞にも発現していることが明らかになった。Pax-7をコードする遺伝子はヒト染色体1p36.2-p36.12にマップされている。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Pax-3/7 抗体 (E-10) | sc-365613 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
Pax-3/7 (E-10): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-540353 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
Pax-3/7 (E-10): m-IgG1 BP-HRP Bundle | sc-542060 | 200 µg Ab; 20 µg BP | $354.00 | |||
Pax-3/7 (E-10) 中和ペプチド | sc-365613 P | 100 µg/0.5 ml | $68.00 | |||
Pax-3/7 抗体 (E-10) X | sc-365613 X | 200 µg/0.1 ml | $316.00 |