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真核生物では、DNAはヒストン八量体に巻き付き、クロマチン構造の基本単位を形成している。8量体はヒストンH2A、H2B、H3およびH4から構成され、約200塩基対のDNAと結合してヌクレオソームを形成する。DNAとヒストンが結合することにより、クロマチンが密にパッキングされ、遺伝子の転写に関与するタンパク質がDNAに結合することが制限される。ヌクレオソームのコアタンパク質であるヒストンH3は、プロフェーズの終わりにリン酸化される。リン酸化の2つの主要な部位は、有糸分裂期特異的な部位である10番セリンと28番セリンであり、この2つはヒストンH3のDNA結合型とヌクレオソーム型ヒストンH3で広範囲にリン酸化されている。ヒストンH3のヌクレオソーム構造はin vitroでN末端のリン酸化を促進する。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
p-Histone H3 抗体 (HTA28) | sc-56745 | 200 µg/ml | $316.00 |