NKG2-D抗体(C7)は、フローサイトメトリー(FCM)により、マウス由来のNKG2-Dタンパク質を検出するハムスターモノクローナルIgG抗体です。NKG2-Dは、免疫応答、特にナチュラルキラー(NK)細胞や特定のT細胞集団の活性化において重要な役割を果たしており、様々な上皮性腫瘍で過剰発現されることが多いストレス誘導性タンパク質MICAの受容体として機能しています。NKG2-DとMICAの相互作用は、免疫系が変異細胞や感染細胞を認識し排除する能力にとって不可欠であり、それにより腫瘍監視と細胞の恒常性維持全体に寄与しています。NKG2-D はNK細胞だけでなく、γδT細胞やCD8+ αβT細胞にも発現しており、自然免疫および適応免疫の両方におけるNKG2-Dの重要性を示しています。抗NKG2-D抗体(C7)は、免疫制御や腫瘍生物学を研究する研究者にとって不可欠なツールであり、特にNKG2-Dが癌免疫療法における治療標的となる可能性があることから、その重要性は高まっています。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
NKG2-D 抗体 (C7) | sc-23890 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
NKG2-D 抗体 (C7) L | sc-23890 L | 200 µg/0.1 ml | $316.00 |