転写因子のNFAT(活性化T細胞核因子)ファミリーは、T細胞におけるサイトカイン発現を制御している。このファミリーのメンバーには、NFATc1(NFATc)、NFATc2(NFATp)、NFATn、NFATc3(NFAT4、NFATx)、NFATc4(NFAT3)が含まれる。T細胞受容体(TCR)による抗原の認識は、最終的にカルシウム依存性タンパク質リン酸化酵素カルシニューリンを活性化する。一旦活性化されると、カルシニューリンはNFATc1(細胞質)の細胞質から核への移動を刺激し、そこでNFATn(核)と会合する。NFATc1と同様に、NFATc2は細胞質に存在し、カルシニューリンの活性化に続いて核に移行する。核内に入ると、NFATc2はAP-1転写因子と相乗してサイトカイン遺伝子の転写を開始する。NFATc3とNFATc4はNFATファミリーの他のメンバーと65%の配列同一性を有する。これらもAP-1ファミリーのタンパク質と相乗的に作用するという点で、NFATc2と類似している。
Alexa Fluor® はMolecular Probes Inc., OR., USAの商標です。
LI-COR® and Odyssey® はLI-COR Biosciencesの登録商標です。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
NFATc2 抗体 (G1-D10) | sc-7295 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
NFATc2 (G1-D10): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-536551 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
NFATc2 (G1-D10): m-IgGκ BP-HRP Bundle | sc-533702 | 200 µg Ab; 40 µg BP | $354.00 | |||
NFATc2 (G1-D10): m-IgG2a BP-HRP Bundle | sc-547836 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
NFATc2 抗体 (G1-D10) X | sc-7295 X | 200 µg/0.1 ml | $316.00 |