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関連項目
EGF受容体ファミリーは、様々な癌腫で頻繁に過剰発現されるいくつかの関連受容体チロシンキナーゼから成る。この受容体ファミリーのメンバーにはEGFR (HER1)、Neu (ErbB-2、HER2)、ErbB-3 (HER3)、ErbB-4 (HER4)が含まれ、これらはリガンド結合時にホモダイマーまたはヘテロダイマーを形成する。糖タンパク質であるNeuは、他のEGFレセプターファミリーメンバーとのヘテロ二量体化によりトランスアクチベートが起こる。NeuがErbB-3とヘテロ二量体化するとヘレグリンがリクルートされ、ホスホイノシチド(PI)3-キナーゼの活性化を誘導する。Neuの活性化は腫瘍細胞の運動性、プロテアーゼの分泌および浸潤を増強し、また細胞周期チェックポイント機能、DNA修復およびアポトーシス反応を調節する。Neuの増幅および/または過剰発現は乳癌の20-30%にみられる。Neu発現の増加を測定することにより、疾患の予後を予測することができる。また、Neuは治療薬の有望な標的となる可能性がある。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
ErbB2/HER2 抗体 (C-12) | sc-374382 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
ErbB2/HER2 (C-12) 中和ペプチド | sc-374382 P | 100 µg/0.5 ml | $68.00 |