MOCS2(モリブドプテリン合成酵素)は、2つの小サブユニット(MOCS2A)と2つの大サブユニット(MOCS2B)からなるヘテロ4量体合成酵素である。小サブユニットと大サブユニットはともに1本のバイシストロニックmRNAにコードされており、オープンリーディングフレームは77ヌクレオチドで重なっている。MOCS2はモリブデン補酵素またはモリブドプテリン(MPT)の合成の第二段階で機能する。ジチオレン官能基を組み込むことによって、前駆体ZからMPTの形成を触媒する。MOCS2の小サブユニットのC末端は、この官能基を合成するための硫黄供与体として働く。MPTはモリブド酵素に挿入され、アルデヒド酸化酵素、キサンチン脱水素酵素、亜硫酸酸化酵素の正常な機能に必要である。MOCS2をコードする遺伝子に変異があるとモリブデン補酵素欠乏症となり、幼児期に死亡することがある。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
MOCS2 抗体 (G-9) | sc-377343 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
MOCS2 (G-9): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-538040 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
MOCS2 (G-9): m-IgGκ BP-HRP Bundle | sc-535564 | 200 µg Ab; 40 µg BP | $354.00 |