Listeria monocytogenes Antibody (LX32) は IgG1 マウスモノクローナル Listeria monocytogenes 抗体(リステリア・モノサイトゲネス抗体)であり、WB によりリステリア・モノサイトゲネス由来のリステリア・モノサイトゲネスタンパク質を検出します。Listeria monocytogenes Antibody (LX32) は、ノンコンジュゲート抗リステリア菌抗体としてご利用いただけます。Listeria 属には Listeria monocytogenes という種が含まれます。Listeria monocytogenes は鞭毛によって運動するグラム陽性菌ですが、ActA と呼ばれるタンパク質でアクチンコメットテールを重合することによって真核細胞内を移動することもできます。L. monocytogenesはリステリア属の中で唯一、ヒトに対する病原体として明確に記録されている。食品を媒介として細胞内に侵入し、侵入前と感染の細胞内段階の両方で感染宿主細胞と相互作用する。宿主細胞による取り込みは、E-カドヘリンやMetのような宿主細胞の接着因子にリステリア性インターナルイン(Inl)が結合することで刺激され、宿主の接合形成機能を利用して細菌を内在化させる。L.モノサイトゲネスによる感染は、髄膜炎や敗血症を引き起こすリステリア症を引き起こす。リステリア症は主に新生児、高齢者、免疫不全患者に発症する。
試験・研究用以外には使用しないでください。 臨床及び体外診断には使用できません。
Alexa Fluor® はMolecular Probes Inc., OR., USAの商標です。
LI-COR® and Odyssey® はLI-COR Biosciencesの登録商標です。
Listeria monocytogenes抗体(LX32) 参考文献:
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- prfA遺伝子を標的とした複合濃縮/リアルタイムPCR法を用いた食品中のリステリア菌の検出。 | Rossmanith, P., et al. 2006. Res Microbiol. 157: 763-71. PMID: 16814987
- 様々な温度, pHおよび水分活性におけるリステリア菌Scott Aの増殖境界に及ぼすナイシンの影響。 | Boziaris, IS. and Nychas, GJ. 2006. Food Microbiol. 23: 779-84. PMID: 16943082
- シグマ因子RpoN(シグマ54)はリステリア菌の浸透圧耐性に関与している。 | Okada, Y., et al. 2006. FEMS Microbiol Lett. 263: 54-60. PMID: 16958851
- 1998-99年および2002年に米国で多発した食中毒リステリア症におけるリステリア菌の新クローン群の近縁株の関与。 | Kathariou, S., et al. 2006. Foodborne Pathog Dis. 3: 292-302. PMID: 16972778