JMJD5(jumonji domain containing 5)は、ヒストンリジン脱メチル化酵素として機能すると考えられている核タンパク質である。Jumonji C-domain-containing histone lysine demethylase (JHDM)ファミリーに属し、JMJC (Jumonji C)ドメインを1つ持つ。JMJD5の線虫ホモログは、挿入や欠失からゲノムを保護するタンパク質として同定されている。このことは、哺乳類のJMJD5が腫瘍抑制因子として働く可能性を示唆している。腫瘍抑制因子としてのJMJD5の役割をさらに支持するものとして、マウスの線維芽細胞におけるJMJD5の発現をノックダウンすると、突然変異率が増加し、MNNG(DNAメチル化剤)に対する耐性が増加する。このことは、JMJD5がDNAミスマッチ修復に特異的に関与している可能性を示唆している。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
JMJD5 抗体 (G-3) | sc-377440 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
JMJD5 (G-3): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-540717 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
JMJD5 (G-3): m-IgG1 BP-HRP Bundle | sc-542320 | 200 µg Ab; 20 µg BP | $354.00 | |||
JMJD5 (G-3) 中和ペプチド | sc-377440 P | 100 µg/0.5 ml | $68.00 |