インターフェロンファミリーのタンパク質は、様々な標的遺伝子の発現を変化させ、それによって細胞内の様々な事象を制御することができる。IFI-35 (Interferon-induced 35 kDa protein)は、IFP35としても知られ、286アミノ酸のインターフェロン誘導タンパク質である。核に局在し、マクロファージ、線維芽細胞および上皮細胞で発現するIFI-35は、ホモダイマーを形成することができるロイシンジッパータンパク質であるが、ほとんどのロイシンジッパータンパク質とは異なり、DNAと結合することはできない。IFN-αによって誘導されると、IFI-35はNmi(N-Myc-interacting protein)と会合し、IFN-αシグナル伝達と細胞応答に役割を果たすと考えられている高分子複合体を形成する。一旦Nmiと複合体を形成すると、IFI-35はプロテアソームによって分解されないことから、IFN-αが必要とする時だけ分解から守られていることが示唆される。IFI-35の2つのアイソフォームはalternative splicing eventのために存在する。
Alexa Fluor® はMolecular Probes Inc., OR., USAの商標です。
LI-COR® and Odyssey® はLI-COR Biosciencesの登録商標です。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
IFI-35 抗体 (E-7) | sc-514213 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
IFI-35 (E-7): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-540965 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
IFI-35 (E-7): m-IgG1 BP-HRP Bundle | sc-542496 | 200 µg Ab; 20 µg BP | $354.00 |