DnaJ様タンパク質はHSP70分子シャペロンと相互作用し、タンパク質のフォールディングとミトコンドリアタンパク質のインポートを促進する機能を持つ。HSP40-4はHDJ2としても知られ、システインに富むジンクフィンガードメインを持つコシャペロンとして機能するヒトDnaJホモログである。細胞の酸化還元酵素であるチオレドキシンはHSP 40-4と相互作用し、酸化と還元は細胞の酸化還元状態の変化に応じてHSP 40-4の機能を可逆的に制御する。HSP40-4のジンクフィンガードメインは、シャペロンが介在するタンパク質フォールディング機構の酸化還元センサーとして働いているのかもしれない。HSP 40-4タンパク質の欠損は、異常なアンドロゲンシグナル伝達を伴う精子形成の深刻な欠陥に関連している可能性がある。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
HSP 40-4 抗体 (A-9) | sc-376544 | 200 µg/ml | $316.00 |