CD4+ヘルパーT細胞に提示される運命にある主要組織適合性複合体(MHC)クラスII分子は、2つの重要な出来事によって決定される。これらのイベントには、MHC分子HLA-DMと-DOの活性による、クラスII関連不変鎖ペプチド(CLIP)のMHCクラスIIa/b二量体の抗原結合溝からの解離と、それに続くペプチド抗原結合が含まれる。HLA-DM、-DO分子は、ペプチド交換に有利なコンフォメーションを維持することによって、CLIPの解離と、それに続く外来ペプチドのHLAクラスII分子(HLA-DR、-DQ、-DP)への結合を制御している。関節リウマチ(RA)患者のHLA-DM遺伝子のRFLP解析から、ある種の多型がRA感受性の遺伝的要因であることが示唆されている。HLA-BはHLAクラスI重鎖パラログに属する。クラスI分子は小胞体内腔に由来するペプチドを提示することにより、免疫系において中心的な役割を果たしている。HLA-Bと-Cは、膜に固定された重鎖と軽鎖(β-2-ミクログロブリン)からなるヘテロ二量体を形成することができる。多型により数百のHLA-Bおよび-C対立遺伝子が存在する。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
HLA-C 抗体 (D-9) | sc-166057 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
HLA-C (D-9): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-540000 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
HLA-C (D-9): m-IgG1 BP-HRP Bundle | sc-541836 | 200 µg Ab; 20 µg BP | $354.00 | |||
HLA-C (D-9) 中和ペプチド | sc-166057 P | 100 µg/0.5 ml | $68.00 |