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UDP-N-アセチルグルコサミン2-エピメラーゼ/N-アセチルマンノサミンキナーゼ(GNE/Mnk)、すなわちGLCNEは、シアル酸の前駆体であるN-アセチルノイラミン酸(NeuAc)の生合成を制御し、開始させる。GLCNEは造血細胞の正常なシアル化に必要である。シアル酸付加は細胞接着、シグナル伝達、悪性細胞の腫瘍形成および転移挙動に関与している。PKC依存性リン酸化後に発現が上昇し、肝臓と胎盤で最も多く発現している。また、心臓、脳、肺、腎臓、骨格筋、膵臓でも発現している。GLCNEの欠損は、シアル尿症、封入体ミオパチー2(IBM2)、野中ミオパチー(NM)または縁取り空胞を伴う遠位型ミオパチー(DMRV)の原因である。シアロ尿症は、CMP-NeuAcによるGLCNEのフィードバック阻害の欠如によりNeuAcが過剰産生される常染色体優性疾患である。細胞質に遊離シアル酸が蓄積し、尿中に多量のノイラミン酸が蓄積することが特徴である。IBM2とNM/DMRVはともに常染色体劣性遺伝の神経筋疾患であり、成人発症、遠位および近位筋の筋力低下(特に下肢)、糸状の封入体や縁取り空胞を含む典型的な筋病理を特徴とする。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
GLCNE 抗体 (D-8) | sc-374512 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
GLCNE (D-8): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-540465 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
GLCNE (D-8): m-IgG2a BP-HRP Bundle | sc-546910 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 |