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エタノールアミンキナーゼ抗体(3F11)は、ウェスタンブロッティング(WB)、免疫沈降(IP)、免疫蛍光(IF)、および酵素免疫測定法(ELISA)により、ヒト由来のエタノールアミンキナーゼタンパク質を検出するマウスモノクローナルIgG1κ軽鎖抗体です。エタノールアミンキナーゼ抗体(3F11)は、非結合体としてもご利用いただけます。エタノールアミンキナーゼ(ETNK1)は、CDP-Etn経路を通じて、細胞膜の主要構成成分であるホスファチジルエタノールアミンの生合成において重要な役割を果たす、452個のアミノ酸からなるタンパク質です。ETNK1モノクローナル抗体(3F11)は、膜の完全性と流動性を維持するリン脂質の生成に不可欠なエタノールアミンのリン酸化を触媒する酵素を特異的に認識します。ホスファチジルエタノールアミンの合成が妨げられると、さまざまな細胞機能障害を引き起こし、病状の一因となる可能性があるため、ETNK1の正常な機能は細胞の健全性にとって不可欠です。主に細胞質に局在するETNK1は、腎臓、肝臓、胎盤、心臓、白血球、卵巣、精巣など、いくつかのヒト組織で発現しており、選択的スプライシングにより複数のアイソフォームが存在します。ETNK1をコードする遺伝子は、多数の遺伝性疾患と関連するヒト染色体12上に位置しており、正常な生理機能および疾患の両方におけるこのタンパク質の重要性を強調しています。
Alexa Fluor® はMolecular Probes Inc., OR., USAの商標です。
LI-COR® and Odyssey® はLI-COR Biosciencesの登録商標です。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Ethanolamine kinase 抗体 (3F11) | sc-517100 | 100 µg/ml | $316.00 |