デスモグレインは、細胞接着に重要なI型膜タンパク質であり、接着性の細胞接合部であるデスモソームで非常に多く発現している。デスモグレリンはカドヘリンファミリーに属し、Dsg1、Dsg2、Dsg3、Dsg4からなる。デスモソームカドヘリンであるデスモコリンDSC1とDSC3もI型膜タンパク質であり、異なるアイソフォームを発現する細胞間の接着性の違いを仲介することにより、表皮細胞の位置決めに寄与している可能性がある。DSC1とDSC3は、C末端が異なるA型とB型が選択的スプライシングによって生じる。DSC2は溶液中でホモフィリックな相互作用を示し、Dsg2とはヘテロフィリックな相互作用を形成する。DSC2とDSC1は基底膜上層に高レベルで存在する。Dsc2タンパク質は主に皮質と髄質の間の特殊な接着接合部に局在する。DSC3は、すべての生きた表皮層、および腺管、基底基質細胞、毛包の外根鞘に発現している。DSC3は、DSC1ではなく、子宮頸部、舌、食道などの他の成層上皮の基底細胞層と基底細胞上層のデスモソームにも存在し、膀胱尿路上皮の基底層と気管の複合上皮の細胞にも存在する。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
DSC2/3 抗体 (3G130) | sc-70994 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
DSC2/3 (3G130): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-539326 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
DSC2/3 (3G130): m-IgG1 BP-HRP Bundle | sc-541411 | 200 µg Ab; 20 µg BP | $354.00 |