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関連項目
ホスファチジルイノシトールキナーゼ(PIK)ファミリーのメンバーは、2つの異なるサブグループに分類される。第一のサブグループにはPI 3-キナーゼやPI 4-キナーゼなどのタンパク質が含まれ、第二のサブグループにはPIK関連キナーゼが含まれる。PIK関連キナーゼにはAtm、DNA-PKCS、FRAPなどがある。これらのタンパク質は、カルボキシ末端にPI 3-キナーゼやPI 4-キナーゼにはない相同性の領域を持っている。Atm遺伝子は常染色体劣性遺伝の失調性毛細血管拡張症(AT)で変異しており、小脳変性(運動失調)と目の結膜に拡張した血管(毛細血管拡張症)を特徴とする。AT細胞は電離放射線に過敏であり、DNA合成阻害の媒介に障害があり、p53誘導の遅延を示す。DNA-PKはヘテロ三量体のDNA結合酵素で、大きなサブユニットであるDNA-PKCSと、Kuと総称される2つの小さなサブユニットから構成されている。DNA-PKの欠損は、DSB修復とV(D)J組換えの欠陥につながる。FRAPはセリンで自己リン酸化し、ラパマイシン/FKBPに結合することができる。FRAPはS6キナーゼの上流制御因子でもあり、p27とp21の発現制御にも関与している。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
DNA-PKCS 抗体 (E-6) | sc-390698 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
DNA-PKCS (E-6): m-IgGκ BP-HRP Bundle | sc-535639 | 200 µg Ab; 40 µg BP | $354.00 | |||
DNA-PKCS (E-6) 中和ペプチド | sc-390698 P | 100 µg/0.5 ml | $68.00 |