DEADボックスタンパク質は、Asp-Glu-Ala-Aspという保存されたモチーフによって特徴づけられる推定上のRNAヘリカーゼであり、RNAの二次構造の変化を伴ういくつかの細胞内プロセスに関与している。特に、DEADボックスタンパク質は、翻訳開始、核およびミトコンドリアでのスプライシング、リボソームおよびスプライソソームの構築に関与している。その分布パターンから、このファミリーのメンバーは胚発生、精子形成、細胞の成長と分裂に関与している可能性がある。DDX30、DDX35およびDDX36はそれぞれ、1つのヘリカーゼATP結合ドメインと1つのヘリカーゼC末端ドメインを持つ。DDX36(DEAHボックスタンパク質36)は、MLE様タンパク質1、AUリッチエレメントAREに関連するRNAヘリカーゼとしても知られ、精巣に発現する1,008アミノ酸のタンパク質であり、性発生と精子形成に機能すると考えられている。DDX36は、コンセンサスARE配列エレメントを3'-UTRに含むmRNAの分解と脱アデニル化に役割を果たしている。DDX36には、alternative splicing eventの結果として3つのアイソフォームが存在する。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
DDX36 抗体 (E-4) | sc-398418 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
DDX36 (E-4): m-IgGκ BP-HRP Bundle | sc-536053 | 200 µg Ab; 40 µg BP | $354.00 | |||
DDX36 (E-4): m-IgG2b BP-HRP Bundle | sc-549506 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 |