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ドパミン作動性シグナル伝達経路は、複数の脳機能に必須であるが、統合失調症、パーキンソン病、薬物乱用などのいくつかの神経疾患で異常が見られる。DARPP-32(ドーパミンおよびアデノシン3′,5′-一リン酸制御リン酸化タンパク質)は、ドーパミン作動性入力を受けるニューロンに豊富に存在する。PKAの活性化とそれに伴うDARPP-32のスレオニン上でのリン酸化は、D1様受容体に作用するドーパミンに応答して起こる。ドーパミンがD2様受容体と相互作用すると、PKAの活性化が阻害され、プロテインホスファターゼ2Bが活性化され、その結果DARPP-32が脱リン酸化される。ドーパミン以外の神経伝達物質もDARPP-32のリン酸化や脱リン酸化を刺激することができる。リン酸化されたDARPP-32はPP-1の強力な阻害剤である。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
DARPP-32 抗体 (G-5) | sc-398360 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
DARPP-32 (G-5): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-538425 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
DARPP-32 (G-5): m-IgGκ BP-HRP Bundle | sc-536038 | 200 µg Ab; 40 µg BP | $354.00 |