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CtBP1は細胞内リン酸化タンパク質で、様々なタンパク質と会合し、転写のコアプレッサーとして機能する。CtBP1と関連タンパク質CtBP2は、アデノウイルスE1AのC末端結合タンパク質として特徴付けられ、5アミノ酸モチーフであるPLDLSを介してE1Aと優先的に結合し、E1Aによるがん化や細胞形質転換を抑制する。CtBP1は胚から成体まで発現するが、CtBP2は主に胚発生期に発現する。骨格とT細胞の発生において、CtBP1とCtBP2は細胞性ジンクフィンガー-ホメオドメインタンパク質であるδEF1のPLDLSLドメインと会合し、δEF1による転写抑制を増強する。さらにCtBPは、CtIPというCtBPとは明らかに異なるタンパク質モチーフを認識するタンパク質と複合体を形成する。CtIPは乳がん遺伝子BRCA1内のBRCTリピートに結合し、CtBPがBRCA1の活性に影響を与えることを可能にする。CtIP/CtBPのBRCA1への結合はp21プロモーターの転写活性化を阻害し、DNA損傷に応答してp21の転写を制御するのに重要である。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
CtBP1 抗体 (G-5) | sc-376004 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
CtBP1 (G-5): m-IgGκ BP-HRP Bundle | sc-522814 | 200 µg Ab, 40 µg BP | $354.00 | |||
CtBP1 (G-5) 中和ペプチド | sc-376004 P | 100 µg/0.5 ml | $68.00 |