mRNA前駆体のポリアデニル化は、複数のタンパク質因子を必要とする2段階の反応である。第一段階であるポリアデニル化基質のエンドヌクレアーゼ切断には、3つの異なるサブユニットからなるヘテロ三量体、CstF(切断刺激因子)が必要である。ヘテロ三量体のCstFは、RNA上のポリアデニル化部位の下流に位置するGUとUに富んだ配列を認識する。CstF-77(切断刺激因子、77 kDaサブユニット)は、CstF3としても知られ、CstFを構成する3つのサブユニットのうちの1つである。ホモ二量体として存在し、他の2つのCstFサブユニット、すなわちCstF-64とCstF-50と直接相互作用する橋渡し役として機能する。CstF-77は真核生物間で高度に保存されている。CstF-77は11個のHAT(Half-a-TPR-containing)リピートを持つα-ヘリカル構造を持ち、CstFのアセンブリーに必須である。さらに、CstF-77はポリアデニル化に関与する他の因子であるCPSF1やFCP1と相互作用することができる。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
CstF-77 抗体 (F-3) | sc-376553 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
CstF-77 (F-3): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-540598 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
CstF-77 (F-3): m-IgG1 BP-HRP Bundle | sc-542233 | 200 µg Ab; 20 µg BP | $354.00 |