クロモグラニン(セクレログラニン)は、内分泌、神経内分泌、神経組織の分泌顆粒内に局在する酸性糖タンパク質である。クロモグラニンファミリーには、クロモグラニンA(Chr-A)、クロモグラニンB(Chr-B、セクレログラニンIとしても知られる)、クロモグラニンC(セクレログラニンIIまたはSg IIとしても知られる)、セクレログラニンIII(Sg IIIまたはSCG3)が含まれる。Chr-Aの高発現は神経内分泌腫瘍の特徴である。パンクレアスタチンはChr-A由来のペプチドで、インスリン分泌、膵外分泌、胃酸分泌を抑制する。パンクレアスタチンは2つの形態で存在し、主要な形態は胃と結腸の抽出液に発現している。神経内分泌細胞では、ヒスタミンに反応してSg IIのレベルが4倍に増加することが示されているが、Chr-AとChr-Bのレベルはほとんど増加しない。Sg IIIは神経細胞や内分泌細胞に発現する酸性分泌タンパク質である。ラットの下垂体前葉では、Sg IIIは乳腺および甲状腺に、性腺刺激ホルモンおよび副腎皮質刺激ホルモンにわずかに存在するが、体性腺には存在しない。Sg IIIとカルボキシペプチダーゼE(CPE)はコレステロールに富む分泌顆粒(SG)膜に特異的に結合する。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Chr-A 抗体 (E-5) | sc-271738 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
Chr-A (E-5): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-540259 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
Chr-A (E-5): m-IgG1 BP-HRP Bundle | sc-542006 | 200 µg Ab; 20 µg BP | $354.00 |