細胞周期の進行には、サイクリン依存性キナーゼ(Cdk)と呼ばれる一連の酵素の活性化が必要である。単量体の触媒サブユニットCdk2は、細胞周期の進行の開始に重要な酵素であるが、完全に不活性である。部分的な活性化はサイクリンD1などの制御サイクリンとの結合によって達成されるが、完全な活性化にはThr160でのリン酸化が必要である。Cdk2のThr 160のリン酸化とCdc2 p34のThr 161のリン酸化を担う酵素はCdk活性化キナーゼ(CAK)と呼ばれ、部分精製され、触媒サブユニットと制御サブユニットからなることが示された。触媒サブユニットはCdk7と命名され、ヒトデやXenopusで実証されたプロテインキナーゼであるMO15の哺乳類ホモログであることが同定された。制御サブユニットは新規サイクリン(サイクリンH)で、Cdk7の活性化に必要である。他のCdkと同様に、Cdk7は完全な活性化に必要な保存されたスレオニン残基を持つ。この残基の変異はCAK活性を著しく低下させる。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Cdk7 抗体 (G-5) | sc-393308 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
Cdk7 (G-5): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-540897 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
Cdk7 (G-5): m-IgG1 BP-HRP Bundle | sc-542449 | 200 µg Ab; 20 µg BP | $354.00 | |||
Cdk7 (G-5) 中和ペプチド | sc-393308 P | 100 µg/0.5 ml | $68.00 |