CD69は活性化誘導分子(AIM)と呼ばれるジスルフィド結合したホモ二量体として発現しており、1つのタンパク質が2つの異なるグリコシル化形態で構成されている。CD69はT細胞、B細胞、NK細胞の活性化後に出現する最も早い抗原の一つである。CD69は血小板、CD4+またはCD8+胸腺細胞、胚中心T細胞に構成的に発現するが、安静時リンパ球には存在しない。
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CD69抗体(HP-4B3) 参考文献:
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- CD69は内皮の活性化を抑制することにより虚血性脳卒中に有益な役割を果たす。 | Brait, VH., et al. 2019. Circ Res. 124: 279-291. PMID: 30582456
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- 肺常在CD69+ST2+ TH2細胞は、マウス吸入抗原に対する長期2型記憶を媒介する。 | Kobayashi, T., et al. 2023. J Allergy Clin Immunol. 152: 167-181.e6. PMID: 36720287
- CD69は肝細胞癌の診断および予後のバイオマーカーとなりうる。 | Tang, K., et al. 2023. Sci Rep. 13: 7452. PMID: 37156819
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- 肝細胞癌においてCD69+ Vδ1γδ T細胞は抗腫瘍サブ集団である。 | You, H., et al. 2024. Mol Immunol. 172: 76-84. PMID: 38917598