クイックリンク
カテプシンW(リンパパイン)とカテプシンFは、カテプシンプロテアーゼの新しいサブグループを構成し、系統学的に他のヒトのカテプシンとは異なる。カテプシンW遺伝子は染色体11q13.1に位置し、10個のエクソンと81-119bpのイントロンを持つ。カテプシンWタンパク質はCD8+ Tリンパ球に特異的に発現する。カテプシンWの発現は、胸腺細胞がCD4+レセプターの発現を止めると同時に、CD8+Tリンパ球に分化する過程で初めて起こる。トランスフェクトされたCos-7とHeLa細胞では、カテプシンWは粗面小胞体内に局在する。カテプシンWは、8アミノ酸のカルボキシ末端延長に加えて、活性部位ヒスチジンとアスパラギン残基の間にユニークな21アミノ酸のペプチド挿入を持つ。カテプシンWの他の特徴としては、追加のシステイン、S2ポケットと追加の残基がある。カテプシンWは、各モノマーがジスルフィド結合を形成する二量体として存在することがある。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
cathepsin W 抗体 (BV39-2B) | sc-58337 | 100 µg/ml | $316.00 |