Tie-1とTie-2(Tekとも呼ばれる)は新規の細胞表面受容体チロシンキナーゼである。Tie-1の細胞外ドメインは、2つの免疫グロブリン様ループの間に3つの上皮成長因子ホモロジーモチーフのクラスターが局在し、膜貫通領域の隣に3つのフィブロネクチンIII型リピートが続くという、珍しいマルチドメイン構造をしている。アンジオポエチン-1(Ang-1)はTie-2の分泌リガンドである。Ang-1の予備的な生化学的解析から、カルボキシ末端にはフィブリノーゲン様ドメインが、アミノ末端にはコイルドコイル領域が存在する可能性が明らかにされている。Ang-1は血管新生因子であり、内皮の発達に関与していると考えられている。関連タンパク質であるアンジオポエチン-2(Ang-2)は、Ang-1のTie-2活性化の天然に存在するアンタゴニストとして同定されている。成体組織では、Ang-2の発現は血管リモデリングの部位に限定されているようである。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Angiopoietin 2/Ang-2/ANGPT2 抗体 (H-11) | sc-74402 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
Angiopoietin 2/Ang-2/ANGPT2 (H-11): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-539509 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
Angiopoietin 2/Ang-2/ANGPT2 (H-11): m-IgG1 BP-HRP Bundle | sc-541534 | 200 µg Ab; 20 µg BP | $354.00 |