Date published: 2025-9-5

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Calcein (CAS 1461-15-0)

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別名:
Fluorescein complex; Bis[N,N-bis(carboxymethyl)aminomethyl]fluorescein; Fluorescein-bis(methyliminodiacetic acid)
アプリケーション:
Calceinは、カルシウムの蛍光測定およびEDTA滴定に使用される化合物です
CAS 番号:
1461-15-0
純度:
≥90%
分子量:
622.55
分子式:
C30H26N2O13
試験・研究用以外には使用しないでください。 臨床及び体外診断には使用できません。
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クイックリンク

カルセインはカルシウムの蛍光定量及びマグネシウムの存在下でのEDTA滴定に用いられる。カルセインのアセトメトキシエステルであるカルセインAMは細胞膜を介して生きた細胞に輸送される。細胞内に入ると、アセトメトキシ基は細胞内エステラーゼによって除去され、内部に閉じ込められた分子は緑色の蛍光を発する。多剤耐性輸送体1P糖蛋白質および多剤耐性関連蛋白質の有効な基質であるため,多剤耐性蛋白質との薬物相互作用の検出にも用いられる。


Calcein (CAS 1461-15-0) 参考文献

  1. 第二鉄の蛍光プローブとしてのカルセイン。植物細胞における鉄栄養への応用。  |  Thomas, F., et al. 1999. J Biol Chem. 274: 13375-83. PMID: 10224100
  2. A型ボツリヌス神経毒とその軽鎖および重鎖を介したリポソームのカルセイン透過性。  |  Fu, FN. and Singh, BR. 1999. J Protein Chem. 18: 701-7. PMID: 10609647
  3. 多剤耐性のカルセイン測定は, 急性骨髄性白血病の治療効果と生存率を確実に予測する。  |  Karászi, E., et al. 2001. Br J Haematol. 112: 308-14. PMID: 11167823
  4. 生体液中の低分子量鉄を定量するための蛍光性鉄ケモセンサーとしてのカルセイン。  |  Ali, A., et al. 2003. Biometals. 16: 285-93. PMID: 12572687
  5. カルセインのin vitro皮膚透過における各種電解質とエレクトロポレーションとの相乗効果。  |  Tokudome, Y. and Sugibayashi, K. 2003. J Control Release. 92: 93-101. PMID: 14499188
  6. 薬剤耐性, 代謝, 毒性におけるABCトランスポーターの役割。  |  Glavinas, H., et al. 2004. Curr Drug Deliv. 1: 27-42. PMID: 16305368
  7. リポソームからのK+とカルセインの放出と膜に形成された孔径の同時測定。  |  Katsu, T., et al. 2007. Anal Sci. 23: 517-22. PMID: 17495394
  8. カルセインを化学発光試薬として用いたケトチフェンの定量。  |  Fei, N. and Jiuru, L. 2007. Anal Chim Acta. 592: 168-72. PMID: 17512822
  9. ナノサイズの油中水型エマルションは, 高溶解性・低浸透性化合物であるカルセインの腸管吸収を促進する。  |  Koga, K., et al. 2010. Eur J Pharm Biopharm. 74: 223-32. PMID: 19755156
  10. 共焦点顕微鏡を用いたカルセイン染色細胞の体積変化の検出。  |  Davidson, AF. and Higgins, AZ. 2013. J Fluoresc. 23: 393-8. PMID: 23468245
  11. マイクロバブルキャビテーションによるin vitro細胞からのカルセイン放出の研究。  |  Maciulevičius, M., et al. 2016. Ultrasound Med Biol. 42: 2990-3000. PMID: 27637933
  12. シトクロムc/H2O2を介したリポソーム透過性の頑健なアッセイとしてのカルセイン漏出。  |  Firsov, AM., et al. 2018. Anal Biochem. 552: 19-23. PMID: 28322801
  13. カルセインを担持したリポソームの熱安定性と透過性に及ぼすグリセロリン脂質のヘッドグループと鎖長の寄与。  |  Prislan, I., et al. 2019. Chem Phys Lipids. 225: 104807. PMID: 31390525
  14. カルセイン蛍光消光による生きた哺乳類細胞の細胞膜水フラックス測定。  |  Kitchen, P., et al. 2020. STAR Protoc. 1: 100157. PMID: 33377051
  15. pH感受性ポリ(エチレングリコール)誘導体で修飾したリポソームによるカルセインの細胞質送達。  |  Kono, K., et al. 1997. Biochim Biophys Acta. 1325: 143-54. PMID: 9168140

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製品名カタログ #単位価格数量お気に入り

Calcein, 1 g

sc-202090
1 g
$45.00