Wnt誘導分泌タンパク質(WISP)-1、WISP-2、WISP-3は、結合組織成長因子(CTGF)やCyr61を含む成長因子CCNファミリーのメンバーである。WISP-1、WISP-2、WISP-3は、4つの保存されたシステインリッチドメインを含む配列の類似性が高く、活性型では二量体として機能すると考えられている。WISP-1の発現は成人の心臓、腎臓、脾臓を含む様々な組織で観察され、一方WISP-2の発現は骨格筋、結腸、卵巣で優勢である。WISP-1とWISP-2は共にがん原遺伝子Wnt-1で形質転換された細胞で発現が上昇し、ヒトの結腸腫瘍でも発現が高いことから、これらのタンパク質が腫瘍の発生に関与している可能性が示唆される。WISP-3は、出生後の正常な骨格の成長に関与しており、常染色体劣性遺伝の骨格障害である進行性偽性リウマチ様異形成の発症にも関与している。
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注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
WISP-1 抗体 (C-2) | sc-133198 | 200 µg/ml | $316.00 | |||
WISP-1 (C-2): m-IgG Fc BP-HRP Bundle | sc-539864 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 | |||
WISP-1 (C-2): m-IgG2b BP-HRP Bundle | sc-549753 | 200 µg Ab; 10 µg BP | $354.00 |