ユビキチン化は、3つのクラスの酵素が協働して、寿命の短いタンパク質や異常なタンパク質を破壊の対象とする重要なメカニズムである。ユビキチン化に関与する酵素の3つのクラスとは、ユビキチン活性化酵素(E1s)、ユビキチン結合酵素(E2s)、ユビキチン・プロテイン・リガーゼ(E3s)である。UBC12は、UBE2M(ユビキチン共役酵素E2M)、hUbc12またはUBC-RS2としても知られ、E2ユビキチン共役酵素ファミリーの183アミノ酸のメンバーである。UBC12はユビキチン様タンパク質であるNEDD8(neural precursor cell expressed, developmentally down-regulated 8)と結合している。この相互作用により、UBC12はNEDD8を分解対象のタンパク質に結合させる。NEDD8の細胞内タンパク質への結合を制御する能力により、UBC12は細胞増殖事象に関与していると考えられている。
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製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
UBC12 抗体 (L-34) | sc-100608 | 100 µg/ml | $333.00 |