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トロポニン C 遅筋骨格筋/心筋 (12G3) 抗体は、ウェスタンブロッティング (WB) や免疫沈降 (IP) アプリケーションにより、ヒトサンプル中のトロポニン C を検出するマウスモノクローナル IgG2b 抗体です。 トロポニン C は、カルシウムセンサーとして筋肉の収縮と弛緩の調節に不可欠な役割を果たし、筋肉の収縮において重要な役割を担っています。トロポニンC遅筋/心筋(12G3)抗体は、トロポニンIおよびトロポニンTも含むトロポニン複合体の構成要素を標的とし、それは横紋筋の細いフィラメント上に位置しています。 トロポニンCのカルシウムイオン結合能は極めて重要であり、それはアクチンとミオシンの相互作用を可能にする構造変化を誘導し、最終的に筋肉の収縮につながります。注目すべきは、トロポニンCには2つのアイソフォーム、すなわち速筋型と遅筋型が存在することです。遅筋型/心筋型アイソフォームにはカルシウム結合部位が1つしかないのに対し、速筋型アイソフォームには2つの結合部位があります。このカルシウム結合能力の差異は、異なる筋肉タイプの収縮特性に影響を与え、トロポニンCを心筋および骨格筋の機能における重要な役割を担うものにしています。抗トロポニンC抗体(12G3)は、特に心臓の健康と疾患の観点から、筋生理学および病態生理学を研究する研究者にとって非常に有用なツールとなります。
注文情報
製品名 | カタログ # | 単位 | 価格 | 数量 | お気に入り | |
Troponin C slow skeletal/cardiac 抗体 (12G3) | sc-52263 | 100 µg/ml | $316.00 |